機械警備は最近忙しい? コロナ禍で契約は減ったのか?

警備BLOG

新型コロナウイルスの影響で2020年4月7日には7都府県、同16日には全国への緊急事態宣言が出されました。
その後、5月25日には全国で解除されましたが、サービス業や観光業等、さまざまな業界が経営難に陥りました。

6月30日の日本経済新聞の記事では、「5月の就業者数は全体で前年同月に比べて76万人減った。」とされています。

業種別にみると、「宿泊業、飲食サービス業」(38万人減)、「卸売業、小売業」(29万人減)、「生活関連サービス、娯楽」(29万人減)で大きく減少した。新型コロナウイルスの感染防止対策による外出や営業の自粛で大きな打撃を受けた業種で雇用の吸収力が落ちている。

日本経済新聞

コロナ以前は、東京オリンピックをひかえ、海外からの旅行者で溢れかえっていた都心部でも、海外からの旅行者の入国規制緩和が徐々に進んでいるとはいえ、まだまだ少ない状況ですね。

 日本へのインバウンドに係るお仕事をされている方はかなり大変な状況になっているようです。

そんな中で、われわれ警備業界は今どのような状況なのでしょうか?

僕が毎日働いていて感じることを記事にしてみました。

イベント警備のダメージは大きい!!

当然といえば当然ですが、あらゆるイベントがコロナ禍により延期を余儀なくされています。

一番大きかったのは、もちろん東京オリンピックオリンピックですね。

コロナ以前には、オリンピック期間中必要な警備要員5万人(警察官2万1000人、民間警備員1万4000人、ボランティア警備員9000人)で、オリンピック会場などの直接的な警備には、1万4000人の警備員が必要となるとされていましたが、警察官、ボランティアを除く民間の警備員14000人は予定された期間中の職を失う事になり、どのような契約や準備をされていたかは詳しくはわかりませんが、かなりの損失を被ったと思います。

オリンピックだけでなく、スポーツや夏フェス、格闘技のイベントなどあらゆる分野での興行が中止になるという事は、そこの警備にあたる我々にとっては痛手以外の何物でもありません。

警備員の手配が済んでいるものは全額から何割か負担をしなくてはならず、通常なら取れるキャンセル料もこのコロナ禍の事情だけに請求は出来ずにいるればまる損だったりします。

徐々にイベントも開催されていくと思いますが、以前のような状況に戻るまでどのくらいかかるのか想像もつきません。

イベント警備だけでなく交通誘導などの2号業務も影響が大きかったと聞いています。

イベント主体の警備業者は今、大変だろうな・・・って思おます。




施設警備はどうなっている

施設常駐の業務に関しては、今のところ大きな影響があったように感じません。

ホテルや病院、企業の防災センター、図書館や芸術センターなどの常駐業務においては、たとえ人が来ずとも業務を止めることが出来ないので、通常の業務が行われています。

ただし、今後もこのような状態が続けば、警備員の人数を減らして欲しいと言われたり、契約料金の減額を求めてくるなどが予想されるます。

とくに警備員のポストを減らすことになると、残った警備員の負担が大きくなるので、ミスが増えたり、業務に耐えられなくなって退職する人も増えてくるので管理する側としては悩むところです。

機械警備はどうなってるのか?

警察庁生活安全局生活安全企画課による、「令和元年における警備業の概況」によれば、機械警備業者数は令和元年12月末現在、596業者で、前年より35業者(5.5%)減少し、機械警備業務の対象施設数は311万8,034箇所で、前年より7万8,204箇所(2.4%)減少しているとされています。
令和元年でこの状況ですので、コロナ禍の今ではこれよりさらに減っているんじゃないでしょうか。

まあ、とはいっても、機械警備業務の対象施設数はセコム、アルソック、など大手が殆どを占めていて、後の残りを多数で分け合ってるっていう感じなので生き残っていく為に顧客を増やしたいですが、どうすれば顧客を増やすことができるのかアイデアを募集したいです(笑)

警報対処は増えている


しかし業者は減ってはいても、機械警備の業務は減っているような実感はありません。

今のところ、わが社では機械警備の「解約」はコロナ前後で大きな変化はなく、むしろ、リモートワークなどで出社しない企業や、休業要請でお店を閉めているお客様などによる警報が多くなってきており、現場の警備員は忙しくなっているように感じます。

また、機械警備の業務は、無人の部屋内で人の動きを検知して出動する、「侵入」警報以外にマンションなどの設備に関する「設備」警報も業務として大きなウエイトを占めているので、在宅時間が長くなると火災警報や、ガス警報、水に関する警報なども増えてきているように感じます。

現場からは「今夜も眠れなかった・・・」

と嘆きの声が聞こえてきそうですが、特に7月に入ってからの大雨で屋外のセンサーが雨の影響で誤報が出て、かなり走り回っていますね。

機械警備の最大の敵は雨や風、雑草や鳥や猫などの「自然」です。

人以外のものも警報検知してしまうので自然が荒れると警報が増えます。

イベント警備のように仕事がないよりは、警報対処でしっかりと仕事している方がよほどましですが、無駄な誤報対処は走りたくない!と思っている機械警備員さんは沢山いてると思います。

誤報対策をしっかりと行って無駄な警報を減らしていきたいですね。


まとめ

コロナ禍の中、一概に言えませんが、イベント警備以外は今のところ大きな解約増などはないように感じます。

私が携わっている機械警備は企業のオフィスや官公庁物件が多く、警報出動が若干増えたように感じますが、解約が増えたっていう程の変化はありません。

しかしホームセキュリティに関してはアフターコロナで、人的からスマホなどを使った警備員を介さないスタイルに変わっていくかもしれませんね。

これからの警備業ってどんな風になっていくんでしょうか。

これからなくなっていく業種の中に「警備業」も含まれています。

機械警備もさらに機械化が進めば、人は必要なくなっていきます。

いや、実際にもうそんな感じになってきています。

なんとか時代に取り残されないように我々も知恵をしぼって頑張っていきたいですね。

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