即応体制の整備について (第43条 関係)

警備業法
所長
所長

今回は機械警備の警報出動についての規定についてやってみたいと思います。

ツバサ
ツバサ

機械警備の出動ですか💛

聞きたいです。

即応体制の整備について

第四十三条 

機械警備業者は、都道府県公安委員会規則で定める基準に従い、

基地局において盗難等の事故の発生に関する情報を受信した場合に、

速やかに、現場における警備員による事実の確認その他の必要な措置が講じられるようにするため、

必要な数の警備員、待機所(警備員の待機する施設をいう。以下同じ。)

及び車両その他の装備を適正に配置しておかなければならない。

(書類の備付け)

 機械警備では、各物件からの盗難などの信号を、基地局(コントロールセンター)で受信し、その警報の内容を機械警備機動員に伝え出動させますが、


機動員が警報発報している物件へ速やかに向かい、適切な現場の点検ができるように、


機動員の待機場所や機動車両および警報対処に必要な装備をきちんと配置しておかなければなりません。


なにより、警報発報物件まで、時間が掛かりすぎては、適切な対応ができません。


また、警報が出たからと言って、安易に警察通報して警察に点検してもらっていては、


警備業としてのサービスを提供できていないことになるので、


機械警備が適切に行える位置に待機所を構え、機動員を配置しなければなりません。

現着まで25分ルール

即応体制の整備の基準は、地域的な特性があることを考慮に入れて、都道府県公安委員会に委任されていますが、各都道府県とも、下記の基準に基づいて作成されています。

  • ① 盗難等の事故事案が発生し、コントロールセンターで警報受信した場合に、機動員が現場到着(現着)までに25分以内に到着しなければなりません。
     ・交通の便が悪いなどの事情がある地域について30分以内とすることができる。

     ・発報時に近隣に住居する管理者による事実の確認等必要な措置がとれると公安委員会が認定した警備対象施設については、25分以内に機動員を現着させることができなくてもよい。
所長
所長

例外については、公安委員会に問い合わせて事前に確認しておくことをお勧めします。

  • ② 機械警備業者は、即応体制を充実するように努めなければならない。

    ①の規定は、単に警備対象施設(物件)と待機所との所要時間が25分以内につけばいいっていうわけではなく、

    実際の業務では、少しでも早く現着できるようにしておくことが要求されています。
所長
所長

実際の現場では、現着まで25分ギリギリまでかかっていては、

かなり遅い対応になります。

普段から、少しでも早く現着できるように、周辺の交通事情などを考慮に入れた即応体制を構築しておかなければなりません。

ツバサ
ツバサ

もし現地で待っていたら25分ってけっこう長く感じますね。

所長
所長

そうなんだよ。

警備会社にとって待機所の位置を決めるのはとても重要で選定が難しんだよ。

待機所の位置と物件の関係

原則として、物件まで25分で着かなければならいのですが、警備対象物件は一つではありませんので、待機所の位置の選定には神経を使います。


東西南北、どちらに向かっても25分で現着できるところまで、エリアを広げてしまうと、東で対応していて、次に西側で発報した場合、端と端なら単純に計算して、50分かかってしまいます。

これでは、まったく規定にそぐわないので、現着まで10~15分くらいが限界になるかもしれません。


ただ、人材が豊富で、機動員が対応中に他が発報した場合、ほかの機動員が対応できる場合は25分までエリアを伸ばすことができるかもしれません。


僕の会社では隣接する待機所で二次対応を補完しあっていたので、


大きな問題には発展したことはありませんでしたが、


午前と午後の渋滞時や、冬場における橋の凍結での通行止め、ゲリラ豪雨でのよく冠水してしまう場所などを、


過去に経験した情報を蓄積しておいて、状況に合わせてルートを変えれるようにしておくなど、対策も必要となってきます。


また、待機所から機動車両に乗り込むまでの時間も考慮に入れた時間設定をしなければなりません。

その他の装備とは?

現場で対応する時に必要なもの。


携帯電話、無線機、そして忘れてはならいのが警備対象施設への鍵です。


出動の時に、あわてて鍵を持ち出さず、物件に入れないなんてブサイクなことはしないように心がけてくださいね。

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