警備員の制限について (第14条 関係)

警備業法
所長
所長

今回は、警備員になってはいけない人についてと、警備業者はこの法律に当てはまる人を警備員にしてはならないと定められている法律について解説します。

ツバサ
ツバサ

この前に習った、警備業法第3条でも習ったような気がします。

所長
所長

そう。

第3条は警備業を営んではいけない者の要件を定めたもので、これは、警備員になるための要件を定めたものなんだ。

ツバサ
ツバサ

そうなんですね。

じゃこっちの方が、直接関係ありますね。

所長
所長

そうだね。

内容的には第3条と一緒のところが多いんだけど、第3条は警備者に対して、第14条は警備員に対しての決め事かな。

第十四条 

1 十八歳未満の者又は第三条第一号から第七号までのいずれかに該当する者は、警備員となつてはならない。


2 警備業者は、前項に規定する者を警備業務に従事させてはならない。(警備業務実施の基本原則)

警備員として働ける条件は?

この規定は、警備業務が人の生命、身体、財産等を保護するものであり、警備員はそのような業務に直接従事するものだから、下記の条件に満たしていない者は警備員になれません。

18歳未満のもの

18歳に達しない人を警備員にすることはできません。


これは、18歳に満たないものは警備業に必要とされる判断力、自制力等において、一般的に不十分と認められているからです。


労働基準法で18歳に達しない者は深夜業に従事させてはいけないという規定もあります。


第3条の時にも話しましたが、もし男子が18歳で、女子が16歳の場合、その二人が結婚すれば、その二人は、 成年者と同じように自由に法律行為をすることができます。(成年擬制・民法753条)


なので 男子が18歳で、女子が16歳の場合、その二人が結婚すれば、「成年者と同一の行為能力を持っている」ので警備業をすることができます。


ただし、警備員にはなれません。


それは、上記にあるような理由をもってたとえ結婚していても、18歳未満の人を警備員として従事させることはできないからです。

所長
所長

特に、機械警備は警報が発報したら、現地まで車で向かうことが主な業務です。

なので、運転免許を取りたての18歳でも少し危険に感じます。

これは僕の主観ですが、機動員になるには、運転歴が最低2年以上必要かなって思います。

第三条第一号から第七号までのいずれかに該当する者

1 破産者で復権を得ないもの

2 禁固以上の刑に処せられ、又はこの法律の規定に違反して罰金 の刑に処せられ、その執行を終わり、又は執行を受けることが なくなった日から起算して5年を経過しない者

3 最近5年間に、この法律の規定、この法律に基づく命令の規定 若しくは処分に違反し、又は警備業務に関し他の法令の規定に 違反する重大な不正行為で国家公安委員会規則で定めるものを した者

4 集団的に、又は常習的に暴力的不法行為その他の罪に当たる違 法な行為で国家公安委員会規則で定めるものを行うおそれがあ ると認めるに足りる相当な理由がある者

5 暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成3年法 律第77号)第12条若しくは第12条の6の規定による命令 又は同法第12条の4第2項の規定による指示を受けた者であ って、当該命令又は指示を受けた日から起算して3年を経過し ないもの

6 アルコール、麻薬、大麻、あへん又は覚せい剤の中毒者

7 心身の障害により警備業務を適正に行うことができない者とし て国家公安委員会規則で定めるもの

第3条の規定は上記のとおりです。

第3条については、詳しく説明してありますので、そちらを確認してください。

上のような、欠格事由と言われる、警備員になれない要件に該当しているかどうかは、警備業者が採用の際に調べることはできないので、警備員の採用の際に、本人から、欠格事由に該当していない旨の誓約書の提出をしてもらったり、履歴書や、健康診断書の提出をしてもらったうえで、面接を行っています。

また、警備業者の営業所には、備え付け書類として、実際に講じた上記の措置を記載した書類が義務付けられています。

所長
所長

第3条のときも言ったけど、18歳以上で普通の人は警備員になれます。

ただ、機械警備は機動車両という車の運転が入ってくるので、高校卒業してすぐに機動員になるのは難しいかも。

ちゃんとした研修を経て、車の運転も安心して任せられるようになった時、機動員として独り立ちできるかな。

ツバサ
ツバサ

緊急出動が主な仕事ですもんね。

車の運転や、深夜の点検とか、18歳未満ではできない仕事ですね💦

コメント

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